[ガンプラ塗装初心者向け]まずは缶スプレーメインでの塗装から始めるのがおすすめ!!その理由をほかの3種類の塗装方法と比較してみた

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ただ組んで満足していたガンプラ初心者がそれだけでは満足できなくなったとき手を出すのが塗装です。

ただ塗装にしても様々な種類がありどれを選べばいいか迷うのは必須。そこで今回はわたしAKYSの独断と偏見で塗装初心者が何を選ぶべきか塗装方法を比較した上でのベストな選択肢をお教えします。

「部分塗装」と「完全塗装」

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塗装といっても段階があります、気になる一部分だけをピンポイントに塗る「部分塗装」これはガンダムマーカーなどで色をつけていくことで、シリンダー部分やエンブレムなどをちょこっと塗ったりニッパーで切りすぎた部分のリカバーなどによく使われます。

逆にパーツすべてを取扱説明書などに書いてあるカラーレシピを参考に塗り分けるのであれば「完全塗装」もしくは「全塗装」といいます。

当然前者はすぐに済みますが後者はかなりの時間と労力を必要とします。

今回の場合は「初心者が完全塗装をするにはどれがベストか」という趣旨の元記事を書いていこうと思います。

一番安上がりな「缶スプレー」

缶スプレーを使いパーツを塗り分ける場合、塗料は100円ショップや工務店などで調達できるのでお手軽にすみます。

もちろんそのままスプレーの中身を確認せずに吹きかければパーツが破損する場合もあるので、その都度使われている用材の強度などを確認しなければいけませんが、調色する必要がないので時間的にも費用的にももっともリーズナブルに仕上げることが出来るでしょう。少々割高になってもいいのであればプラモデル専用のスプレーを購入すれば色については問題はないと思います。

全体にサーフェイサーを吹きつけた上でマスキングした上でメインカラーをスプレー塗装して、その後マスキングしていた部分をガンダムマーカーなどで塗っていき仕上げていくという形になると思います。

実際カーモデルなどの作成で使用している方や、検証動画と称してファーストグレードを銀スプレーで仕上げてYoutubeなどで公開されている方もいらっしゃるくらいなので、使いたい色が販売されていれば最もお手軽に出来る塗装方法だと思います。

初心者には高嶺の花「エアブラシ」

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エアブラシはガンプラを始めた人間にとっては憧れではないでしょうか。

多彩な色調を自由に調色し、入れる空気の圧を変化させることで色をのせる範囲を自在に操り広範囲からピンポイントまで様々な塗装が出来るのがエアブラシの特徴です。

エアブラシの最大のネックは、その初期投資の額でしょうか。安いものでも道具一式を揃えるだけで諭吉さんが一人はサヨナラしますし、良いものを揃えようとするといわずもがな。それにサーキュレーターなど場所をとるためどうしても大掛かりになりがちで、風の力で塗料を飛ばすため飛散防止のためにも専用の塗装ブースの確保が必要になります。自由度が高い分用意できれば幅広いガンプラライフが送れますが初期費用の高さだけはどうにもぬぐえません。

ポピュラーながらも奥が深い「筆ぬり」

「筆さえあればすべてがぬれる」というくらいバリエーションが豊富なものが筆ぬりです。

また同時に最も奥が深いとも言えるでしょう、なにせ「ガンプラ誕生から今日(こんにち)までいろいろ試してきたけれど、やっぱり筆塗りが一番良いよと思うんだよね」なんていわれるベテランの方もいらっしゃるくらいですし、模型雑誌で特集が組まれるほどですからその人気ぶりも伺えます。

また筆ぬりは場所をそれほどとらないので塗料と筆さえあれば始めることが出来るのも大きな魅力の一つといえます。

ちょっと番外 発売前から期待が集まる「ガンダムマーカー エアブラシシステム」

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今年の9月に開催されました第57回全日本模型ホビーショーそのなかで話題になったのがGSIクレオスさんが発表した「ガンダムマーカー エアブラシシステム」です。

ガンダムマーカーは以前から部分塗装の強い味方として、またアルコール系塗料のため対象年齢の低さから小学生くらいのお子様でも安全に塗装が行えるアイテムとして認知されていましたが、エアホースとエア缶を使うことで簡易的なエアブラシとして利用できるという画期的な新商品が開発されました。

発売予定は2018年2月の予定で公式ホームページなどで段階的に画像や動画などが公開されていますが、今現在公開されているものを見る限りではガンダムマーカーを利用することでエアブラシを安全かつ安価で再現できるものと判断できます。

もっとも連続での使用の際にはエア缶をやり変えなければならなかいため缶を複数準備する必要があるほか、マーカーがどのくらいのスピードでなくなるのかなど未知数のところも多く、実際使ってみないとわからないのが現状で、おすすめ出来るかはちょっと判断に困ります。

結局どれが良いのか結論を言いますと・・・

私個人の意見としますと、「スプレー塗装から始めてステップアップしていくのが一番ベスト」という結論になります。

理由ももちろんあって、まず初期費用のかかり方です。筆もエアブラシも十全に行おうとするとそれなりの費用と場所を必要としますが、スプレーだと最悪「軍手に使い捨てマスク」を装備して「100円ショップで購入してきたスプレーとマスキングテープ」をもって「窓を開けて換気扇を回した浴室」か「屋外でダンボール」を使って塗装が行えます、後片付けも使い終わったら全部後処理(とびだした塗料を落としたり換気をしたり)をした後いらないものを全部ゴミ箱にシューッできるので、道具も最低限で作業環境も同じく最低限としか言いようがないのですが後片付けも同じくらいラクチンです。

経験をつんでもっと自由な色で塗装がしたいと思うようになれば、そのときになって筆塗りやエアブラシを検討するべきでしょう、独り身で自宅をお持ちならともかく家族と一緒に住まれている方やマンションで塗装の最周辺に迷惑がかかりそうな方には場所の確保などが大変なので対策が必要になるからです。

それではよいガンプラライフを

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