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ガンプラの画像を検索しているとたまに目に入るこういった画像
右のストライクフリーダムは妙にトンガってるし、左のクスィーガンダムにいたってはまだバンダイから発売されていません。
ではなぜこういった画像があるのでしょうか、腕のあるガンプラビルダーがフルスクラッチでもしたのか。不思議に感じたことはないでしょうか。
キット化されていない物がキット化されるならすぐにニュースとして発表され話題になるはずですし、キット化されるのでないにしても、これほどの作品を作り上げるほどの腕を持つビルダーなら雑誌などに掲載されてもおかしくないはずです、いったいなぜでしょうか。
堂々と販売される海外製のガンプラ改造パーツ
実はこれらは海外のサイトで販売されているガンプラの改造パーツなのです。
さすがに日本国内では発売されてないのではと思ったアナタ!!
実はこれらの改造パーツ、オークションはおろか”あの”amazonさんでも”堂々と販売されているのです。
中国をはじめとしたアジア圏では普通に売られているらしく、旅行に行ってからお土産として購入して帰ってくるという人も中にはいるようです。
また公式ホームページもあるため海外製品の通販をした経験のある人ならばダレでも簡単に手に入れてしまうことができるのです。できてしまうのです。
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実際に作った方は多数いる
海外の、それも公式な許可を得ていないものにもかかわらず、ここまで広がっているのには、いくつか理由があります。
とくにキット化されていないものでも手に入ることと、既存の物よりも手軽にディティールアップできるということが大きな理由のようです。
「販売されているものは物足りないけどディティールアップを一から考えて工作するのは面倒くさいな」
とか
「そもそも販売されてないから、いつごろ発売されるか分からないし、かといってフルスクラッチで創るとなるといくらかかるかわかんないし、完成するまで続かないかもしれないな」
なんてことはある程度ガンプラを作っている人であればダレでもあることです。
そのため「お手軽で」「販売されてないものまで売られてる」これらを手にとってしまうのは、ガンプラビルダーとしてある意味では必然なのかもしれません。
かといって肯定してしまっては違法な商売を許し続けてしまうことになるので、次にこれら海外製改造パーツについて詳しく書いていこうと思います。
改造パーツのメリットとは・・・
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実際に手に取ったわけではないので詳細に説明できるわけではないのですが(購入してしまうと許したことになるので)、ザッと調べた結果次のようなことが分かりました。
メリット1.公式ではまだ発売されてないものまで販売されている
たとえば上でも上げたクスィーガンダムもそうですが、ペーネロペーやMGのムーンドウォート、ゼクツヴァイなんてものまであります。
まさかのMGサイズのゼクツヴァイ
G-SYSTEMより出展
メリット2.モールドましましになった各パーツにメタルパーツてんこもり
上のストラクフリーダムがそれに当たりますが、日本国内で発売されていたものよりゴツクなったり、シャープになっています。また金属製のメタルパーツを随所に設置できるようにしてありその兵器らしさを前面に押し出しています。
左がゴツクなったギラドーガ 右がフレキシブルブースターに金属パーツを使用したネロとネロトレーナー
G-SYSTEMより出展
メリット3.とにかくデカイ 飾るところなんかあるのか疑問に思うサイズ
サイズのスケールがよくある1/144から1/35なんてどでかいものまであります。どうも台湾や香港のモデラーはでっかいサイズが好まれるようで、1/35のEx-Sなんてものまであります
1/35Ex-Sガンダム デカサもさることながらそのオドロキのお値段310,000円
プレバン速報様より引用
とこれまでメリットを紹介しましたが、やっぱりデメリットもあります
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やっぱりデメリットのほうが多い?改造パーツ
今までいい点を挙げましたがやっぱりといいますかデメリットももちろんあります。
デメリット1.パーツが合わない
成型するときの問題なのでしょうがパーツの合いが悪く、ひどいものだと1パーツ丸々使えないなんてこともあります。
デメリット2.パーツに樹脂が入っていない
あいからわずのチャイニーズクオリティとおもった私は悪くないと思います。
さすがに今はいないのでしょうがちょっと前までは普通にあったようです
デメリット3.説明書が説明書になってない
ちょっとなに言ってるか分からない。なんて思わないでください実際にあったことです。説明書というよりも宝の地図を解読している感じでしょうか。
デメリット4.ビルダーの経験地と勘と腕で完成品のクオリティが変わる
きちんとした日本製のガンプラにもいえることではありますが、上に上げたデメリットによってそれらを処理できる腕を持っていないと作れないため自然とビルダーの腕が如実に現れるというのは皮肉としか言いようがありません。
デメリット5.そもそも許可を得てない
一番大きなネックポイントですね。
ガンプラの発売もとのバンダイはおろか、ガンダムの商標を持つサンライズにも、もちろん許可を得ていません。
グレーどころか真っ黒。完全なブラックです。
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海外製のガンプラ・改造パーツは買わないこと
いろいろと書いてきましたが、これら海外製のガンプラは違法なコピー商品いわゆる”海賊版”と呼ばれるものです。
ですがキャラクターの肖像を使っただけで、モデル自体のデザインも原型・金型それからパッケージデザインなどには自社の独自のものを使っているため厳密にはコピー商品にあたる海賊版ではないといわれるかたもいます。
また、版権もとのサンライズが版権の使用に厳しいためバンダイがガンプラを独占している状況のため、ユーザーが求めてもなかなか声が届かないのがこれら無許可のガンプラ・改造パーツがなくならない原因ではないのかという声もあります。
しかし、いかに海賊版ではないと主張しようと、ほしいものを創らないバンダイやサンライズが悪いのではないかと言おうと、許可を得ていないことは事実ですしそれを大手を振って販売していいものではありません。
知的財産という意味でもガンプラを守るためにもこういった違法な行為はなくしていかなくてはいけません。
そのためにはこういった海外製のガンプラを買わないこと、そしてガンプラにしてほしい要望書はしっかりとバンダイに送り続けることが重要なのではないでしょうか。
こちらからしっかりと要望を送ってみてはいかがでしょうか
メールでのお問い合わせはこちら:https://support.bandai.co.jp/app/about_inquiry
電話でのお問い合わせこちら:http://support.bandai.co.jp/app/inquiry
とりあえずMGのゴッドガンダムのver2.0とHGのウインダムを出してもらえるよう私も連絡します
それではよいガンプラライフを