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完全塗装の第一歩としてまずはスプレー塗装から始めましょう。
これさえお教えすることさえ守れば、たとえ始めたばかりでも失敗せずにガンプラを自分の思い描く色にすることが出来るようになりますよ
まず道具はそろっているか
スプレー塗装に必要な道具として、塗りたい色の缶スプレーとその色に対応するサーフェイサー、それと仕上げにつかうスミ入れ用のペンと仕上げに使うトップコートが必要になります。
塗る順番としては
1.サーフェイサー
2.それぞれの色の缶スプレー
3.スミ入れペン
4.仕上げ用トップコート
になるので缶スプレーの色が明るい色なら「ホワイト」を、暗い色なら「ブラック」をどちらの色を使うか迷って決められなければ「グレー」を使えば、しっかりと発色します。
スミ入れのペンはグレーとブラックがあればいいのですが、濃い色ばかりを使う場合ブラック一色でもかまいません。
トップコートは、スプレー特有の色を生かしたい場合は「半光沢」のものを選びましょう。また落ち着いた色にする場合は「つや消し」を、磨き上げた表面を表現したい場合は「光沢」を選びましょう。
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ほかにもあったほうがいい道具として、
1.ゴム手袋か軍手…ガンプラを持つ側の手にはめることで塗料がかかるのを防ぎます
2.紙コップ…缶スプレーの塗料を入れることで塗り残した部分を筆塗りすることが出来ます
3.竹串…分解したガンプラのポリキャップなどにさすことでガンプラ本体を持たなくても塗装できるようになります
4.目玉クリップ…竹串が使えない部品をはさむことでパーツを直接手で持つことなく塗装できます
5.マスキングテープ…塗り分ける際に使うことで余計な部分にと塗料がつかないようにします また目玉クリップでも使えない小さなパーツをテープに貼り付けることで塗装できるようにします
6.大きめ段ボール箱かプラスチックの箱…スプレーを吹くときに塗料が飛び散らないようにします、塗装ブースの代わりです
7.筆(出来れば小さいもの)…スプレーをした後の塗り残しを塗るために使います、塗料を使った後は毛がボサボサになるため使い捨てられるものをおすすめします
8.ネコのツメみがき…竹串を利用してスプレーしたガンプラが乾燥するまでさしておきます
ない場合はダンボールで代用できます
以上の8点が挙げられます。
いずれも100円ショップで購入可能なため費用を抑えたい場合は100円ショップを利用するべきでしょう。少なくとも私はそうしています。
そのほかにもスプレーを使うさいはマスクをつけて必ず換気をしてください、缶スプレーでの塗装の場合溶剤がいきよいよく出る場合がありますがそれでなくても中毒になる恐れがあるため健康を害さないためにも必ず窓を開けるか、もしくは換気扇をつけるなどして空気がとどまらないようにしてください。
いよいよ缶スプレーを使ってみよう
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それでは準備も整ったところで塗装に入ります。
まずは缶スプレーをよく振ります、溶剤が固まっていることがあるためしっかりと100回くらいしっかり振ってください、これをやるのとやらないのでは塗料の出方がビックリするくらいに違ってきます。
続いてスプレーを構えて持ったガンプラに吹き付けていきますが、スプレー塗装においてもっともベストな距離は「20cm」といわれています。
ただ20cmといわれても測らなければこれくらいかなと適当になってしまいがちなのですが、「ガンプラを持った手を少し曲げて、スプレーを持った手をガンプラを持った手の、ひじの位置もっていけばおおよそ20cm」になります。
近い距離ですばやく吹くことで細いラインに離れたところからゆっくり吹くことでうすく満遍なくという塗装のテクニックもありますが、かなり難しいので始めての場合にはお勧めできません。
塗装の際にもコツがあってスプレーを「シューッ」と長く吹き付けるとたいてい液ダレがおこります。吹き付ける際には「シュッ」「シュッ」と短くしてやり、さらにスプレーを吹くはじまりとおわりを持ったガンプラの外で行うことで、均等に満遍なく塗料が吹き付けられていきます。
イメージとしてはスプレーから出る塗料をガンプラにまとわせていくかんじでしょうか。
スプレーを吹き付ける際に気をつけることは「一回ですべて塗ろうとしないこと」です。
一度にすべて塗ろうとするとどうしてもタップリと塗料がのる箇所と、あんまり色がのってない色のうすい箇所が出来てしまいます、二回三回と回数を重ねて薄く薄く色をのせていくことをイメージすれば、液ダレや色ムラは自然と防げます。
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スプレー塗装が終わったらよく乾燥させましょう、最低でも30分~1時間は触るのを我慢しましょう、確実に乾くのを待ちたいなら一晩おいてもいいでしょう。
一部ぬれてないところや塗装がハゲてしまった場合、あるいは一部に別の色をのせたい場合は紙コップに缶スプレーの色を出して、部分塗装をしましょう。
このさいティッシュペーパーをふたに使うことで塗料が飛び散らないようになります。
塗料を筆にとって残った部分にチョイチョイとのせていくイメージで塗っていきます。
使った後の筆はラッカー溶剤で洗いましょうなければよく乾かした上で廃棄してください。
本体が乾いたらに仕上げとしてスミ入れペンでスミ入れを行います。
ペンがはみ出してしまった場合、消しゴムで消すかよく乾かした上でスプレーの塗料を乗せて生きます。
最後にトップコートを吹きます。吹き方はスプレー缶の吹き方と同じでトップコートをガンプラにまとわせるように吹き付けていきます。
乾燥させて組みたてれば、あなただけのオリジナルカラーガンプラの完成です。
最後に
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実際にスプレー塗装で失敗する場合の大半は、スプレーが均一にのってなかったりだとか、きちんと発色されてないだとかです。
それらを防ぐためには
しっかりとスプレーを振って、適切な距離で、複数回に分けて
ということを守ればこれらが原因で失敗するということはなくなるはずです。
これら以外での失敗とすれば、気をつけるとすれば「パーツの破損」でしょうか。
こればっかりは使っているスプレーの特性などにもよるため、その都度確認するしかないのですが基本的にはABS樹脂を使ったパーツと間接部分などには塗料を塗らないようにしていくことです。
それでも極まれに破損が起きるケースがあるので、こればっかりは個人で市食べて対処していくしかないといわざるを得ませんが。
さて長々と解説してきましたが、もっとも大事なことは「作っている本人が楽しいかどうか」です。今回のスプレー塗装でガンプラ作成がますます好きになったといわれれば幸いです。
それではよいガンプラライフを