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ガンプラビルダーズワールドカップ2017の優勝作品から見る世界のトレンド
ガンプラビルダーズワールドカップ(GBWC)2017ワールドチャンピオンシップが12月17日に開催されました。栄えある優勝はフィリピン代表のMark Mediavillo(マーク メディアヴィロ)さんで、作品名はEnemy Spotted(エネミー スポッテッド)という異形の悪魔を思わせるオリジナルガンプラです。
日本代表のシモダ ヒロキさんの作品RX-78GP03 DENDROBIUM(アールエックス セブンティエイト ジーピーゼロスリー デンドロビウム)は残念ながら5位という結果に終わりました。
元の作品の世界観を大事にするというコンセプトの基に作成されたとのことですが、近年の個々の個性を最前面に押し出した世界のトレンドにはわずかに届かなかったのかなといわざるを得ません。
特にガンプラビルダーズがあってからだとは思いますが、近年ではさまざまな機体が作品の垣根を越えて一堂に会することも珍しくありません。その結果ドンドンと巨大になったり奇抜なカラーリングの機体も出てきます。
もちろん素人の私にはすごいなと素直に感激するものもあれば、どうしてこの色にしようと思ったのだろう、どうしてこのワンシーンにしようと思ったのだろう、どうしてこの作品が高評価でこの作品が評価されないのだろうという事も多々あります。
「自分の中にあるストーリー」「自分の求める機体」「自分だけのガンダムワールド」をどのような形で具現化するのかが高評価につながる一因なのではないでしょうか。
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「ガンプラモデラー」と「ガンプラビルダー」の違い
皆さんは「モデラー」と「ビルダー」の違いってご存知ですか?
「モデラー」のことは皆さんご存知ウィキペディアにはこうあります
モデラーとは模型 (モデル) を作る人、特に模型作りを趣味とする人を指して言う。英語でも modeler である。モデルビルダー (model builder ) 、またはモデルメイカー (model maker ) とも呼ばれる。市販の模型キットを作る人も、フルスクラッチ (完全自作) で作品を作る人もすべてモデラーである。
しかし「ビルダー」単体のことはウィキペディアには載っていません。そこから「ビルダー」は「モデラー」から派生した、改造によるオリジナルのガンプラいわゆる「俺ガン(もしくはオリガン)」を作る「モデラー」のことではないかと結論付けました。
またガンプラも「プラモデル」なので改造せずに素の状態のほうが多い私は自分のことを「にわかモデラー」と称していました。
ですが、詳しく調べていくと「モデラー」には「無」からプラモデルを作り出す「原型師」的な立場もあり、対して「ビルダー」には俺ガンだけではなくただ組み立てるだけの「素組み」ユーザーも含むということで、じゃあ自分は「にわかビルダー」だったのかと衝撃を受けていました。またモデラーには旧キットの一色成型当たり前・無稼動当たり前時代から、工夫とひらめきで道を切り開き長年続けている古兵(ふるつわもの)も多く「モデラー」の名前に強いプライドと誇りを持っている人が多いとも聞きます。
ただ時代は進歩し今やフィギュアタイプさえ多色成型で色塗りなしで組めるプラモデルが登場しています「モデラー」と「ビルダー」の境目も徐々になくなり個人が名乗りたいようにする時代がこようとしているのかもしれません。
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ガンプラの楽しみ方は結局「俺による俺のための俺のガンプラ」
結局ガンプラの楽しみ方は自分しだいです、世界大会で評価されるのもみなさん自分の中にあるストーリーや妄想を形にした結果、こうなったということなのかもしれません。
なにしろ公式で美少女フィギュア顔負けのガンプラが一般販売される時代です。
もっとかっこよくしたい、もっとシャープにしたい、もっとゴツくしたい、様々な欲求もやっぱり自分はガンプラがこの機体が好きなんだなあと認識させてくれるものでしかありません。
もっとよくしていこうと考えてお金や時間を使えるかがそれぞれの愛の形として出て行くのでしょう、ともするとビルドファイターズの劇中で語られた「ガンプラは自由だ」という言葉が一番しっくりときます。
私もまたコツコツ組み上げるとしましょう。
それではよいガンプラライフを