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おすすめのMGキットの機体とは
私が自信を持っておすすめするその機体は「MG 1/100 RGM-79 ジム Ver.2.0」です。
定価は3,780円ですが、大体2,500円前後まで値下がりしてきているようです。
素組み(組み立てただけ)でコレだけ色分けされています
画像元:早耳ガンプラブログ様
おいおいガンダムじゃないのかよ、
とおっしゃられるかもしれませんが理由をお教えします。
MGガンダムはバンダイの看板だけあって数多くのキットが作られました。
特に、優れたアクション性能とアニメのカラーを忠実に再現した成型色をもつMG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0は現在流通しているガンダムの中でトップクラスの良キットです。
ですが設定を忠実に再現するために構造が難しくなってしまった部分もあり、胴体部分のコアブロックシステム(脱出機構もかねた小型戦闘機)の合体機構などは複雑で細かいパーツが多く、そのパーツ数の多さから価格が定価4,536円になるためこれからスタートする初心者の方には少々ハードルが高く感じるのです。
その点このRGM-79 ジムは、ワンオフの高級機であるガンダムの運用ノウハウを生かしつつも、大量生産を前提に作られたため高価なコアブロックシステムのオミットにはじまり、頭部センサー(ようは顔部分)の簡略化や、装甲材を安価なものに変更していった結果、最終的にはガンダムの1/20まで生産コストを抑えることができた。
という設定に準じているためにMGにおける低価格帯である3,000円代後半という価格にありながら、稼動範囲は先のガンダム Ver.2.0と同じフレームを使っているため非常に優秀でよく動きつつ、ガンダムと比べると複雑な機構が省かれたことで組み立てがしやすくまるでガンプラ初心者のために生まれたキットではないか、とすら感じるほどなのです。
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もう一つお勧めしたい機体は、「MG 1/100 MS-06S シャア・アズナブル専用ザクII Ver.2.0」です。
定価はGMと同じく3,780円ですが、こちらも大体2,500円前後まで下がってきてます。
こちらが素組み状態
スミイレと付属のデカール、シャドウの処理でここまで変わります
画槽元:ふぃぎゅる様
この機体については説明は要らないのではないかといわれるくらい各所で紹介されていますがあえて説明するとしたら、稼動範囲の広さ、組みやすさ、価格帯、そして何よりカッコよさ、それら全てにおいての一つの到達点こそが、このMS-06S シャア・アズナブル専用ザクII Ver.2.0ではないかと言えます。
そもそもザクというワードはザコから取ったといわれており、その名に反せずアニメにおいては定番のやられメカといった感じなのですが、このシャア専用ザクにいたっては主役機のガンダム以上の人気を博したこともあり 、一種のカリスマ性をも備えているのです。
劇中にて語られることになる「通常のザクの3倍のスピード」「赤い彗星のシャア」「ルウム戦役で5隻の戦艦がシャア1人のために撃破された」という一般兵の乗るノーマルのザクと明らかに違う「ツノのついた赤い色のザク」という特別性は後にさまざまな形でリスペクトされていきます。
「赤いヤツ」は通常の3倍のスピードを持つという特別感はこのシャア専用ザクから始まったといってもいいでしょう。
このキットではその設定を反映し、脚部のスラスターの増設に背部バックパックの大型化など一般機であるノーマルのザクに比べ明らかに機動力へのチューンアップが図られた機体になっています。また、付属のパイロットモデルがシャアのモデルに変更されており一層の特別感が漂います。
以上が私がガンプラ初心者にこそおすすめしたいMGキットです。
ここからは、あれば便利なおすすめの道具とガンプラ作成の教科書にもなるハウツー本の紹介をしていきます。