強くおすすめしたい便利な道具とは
基本的にガンプラ作成には必要不可欠なものがあります。
それはニッパーとデザインナイフです。
本格的に道具をそろえる場合ほしいものはドンドン増えていきますが、まずはお試しにと考えているのであれば、この2つだけは必ず用意してください。ガンプラはこの2つがあれば最低限組むことができます。
ニッパーのおすすめは「ミネシマ ベビーニッパー D-1」で定価は594円。
画像元:ミネシマ様
デザインナイフは「タミヤ クラフトツールシリーズ No.40 モデラーズナイフ」定価1,026円です。
画像元:タミヤ様
ガンプラにしろ車や戦闘機のプラモデルにしろパーツを切り出さなければいけません。100均のニッパーでも良いんじゃないかと思われるでしょうが、切断面が白化してしまい組んだときに不恰好になってしまいます。中には100均のニッパーでも十分に組めるというかたもいらっしゃいますが、たいていはガンプラを相当数組んだ経験者の方で始めての方にはおすすめできません。
かといっていきなり高額なニッパーを購入するのは腰が引けてしまいますが、このミネシマさんのベビーニッパーは耐久性よし、切れ味よし、コスパよしと三拍子そろっています。
100円ショップのニッパーでパーツを大まかに切り出して、このベビーニッパーでゲート処理をして最後にデザインナイフで整えれば、ヤスリがけをする手間もなくパーツの切り出しができるでしょう。
次におすすめする道具は、スミイレペンです。
ガンプラは色つきのプラモデルを使っているため色を塗る必要はありません。
ですがスミイレをしてやれば組み上げたキットが「グッ」と引き締まり、「キット」から「作品」にグレードアップします。
そのためのスミイレですがわざわざ塗料を用意せずともペン感覚で溝を塗っていくだけでスミイレができるため大変便利な道具があるのです。それは「GSIクレオス ガンダムマーカー スミいれ用 グレー 極細タイプ」と「GSIクレオス ガンダムマーカー スミいれ用 ブラック 極細タイプ」の2種類でともに定価は216円です。
画像はブラックです
画像元:Mr.HOBBY様
これらも悪いものではありませんし特に「流し込み」タイプはことスミイレに関しては、いちいち塗る手間がないのでラクチンではありますが、仕上げのコート剤を吹き付ける際に滲むことが多かったため私個人としてはあまりオススメできません。
このつや消しを使うとキット本体にあるプラスチック特有のテカリを押さえて、安っぽさを消すことができるため「作品」としてのグレードを「ググッ」と引き上げることができます。
その他のトップコートは「半光沢」は劇的な変化は望めませんが、程よくテカリがあるためアニメ本編と同じような質感になり、「光沢」はツヤツヤでテカテカな質感になるためメタルカラーなどと合わせることで金属的な質感をより強調することができます。
おすすめする本はこれだ
それでは最後にハウツー本の紹介です。
これらハウツー本は、初心者サポートのものから模型誌などにしか載っていないプロの組み方やテクニックを解説したものなど種類の多いジャンルですが、特にこれからガンプラをスタートするという方のために分かり易く解説されたガンプラの教科書ともいえる2点を紹介します。
まずは「NOMOKEN extra edition ガンプラ入門」定価1,028円です。
このガンプラ入門の他にも「ノモ研シリーズ」として4冊ほどホビージャパンより出版されています
画像元:株式会社ホビージャパン様
2009年に出版されたガンプラ入門書とも言える本で、作者の野本憲一氏は模型誌であるホビージャパンに1986年から現在までさまざまな作例を掲載しており、ハウツー本も多数出版されている方です。
内容もまさに初心者から徐々にステップアップしていこうという感じで、作成の手助けになるでしょう。
もう一つのおすすめは「やりたいことから引ける!ガンプラテクニックバイブル」定価1,728円です。
この本のほかにもディテールアップとジオラマについてステップアップで解説された「やりたいことから引ける!ガンプラテクニックバイブル 改造・ジオラマ編」が出版されています
画像元:成美堂出版様
作者の小西和行氏は小中とガンプラにのめりこむも一時期離れていたそうですが、MGシリーズ発売からガンプラ作成に復帰された方で、趣味が高じすぎてガンプラを中心に取り扱うお店まで出店された方です。
ステップアップ形式で、組み立てから仕上がりまでの流れ、特に塗装方法とその方法の難易度が細かくカテゴリ分けしてあるので、始めたばかりの人がどういった方法でレベルアップしていくのかの大まかな流れが解説されているのが、初心者のために分かり易く書かれているため教科書として強くおすすめします。